今年のお題は「友」歌会始の儀 両陛下らが和歌披露(2023年1月18日)

今年のお題は「友」歌会始の儀 両陛下らが和歌披露(2023年1月18日)

今年のお題は「友」歌会始の儀 両陛下らが和歌披露(2023年1月18日)

 皇居で新年恒例の「歌会始の儀」が行われました。

 今年のお題は「友」で、天皇皇后両陛下や皇族方らの和歌が披露されました。

 天皇陛下は「コロナ禍に 友と楽器を 奏でうる 喜び語る 生徒らの笑み」と詠まれました。

 おととし10月、和歌山県で行われた国民文化祭で、吹奏楽を演奏した地元の高校生とオンラインで交流した際の話をもとに、人々に早く日常の生活が戻ることを願う気持ちを詠まれました。

 皇后さまは、「皇室に 君と歩みし 半生を 見守りくれし 親しき友ら」と詠まれました。

 去年10月、誕生日に際し、「人生の半分を皇室で過ごしてきたことに、感慨を覚えます」などと感想をつづられましたが、その間、見守ってくれた友人たちへの感謝の気持ちをお詠みになりました。

 愛子さまは、大学の学業との関係で、「歌会始」に出席しませんでしたが、「もみぢ葉の 散り敷く道を 歩みきて 浮かぶ横顔 友との家路」と詠まれました。

 去年の秋、御所の庭を散策した時に学校からの帰り道を思い出して友人のことを懐かしく思う気持ちを詠まれました。
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