都内の新型コロナ患者救急搬送に35時間以上 コロナ禍で過去最長に(2022年8月10日)
東京都内で、新型コロナに感染した高齢男性の救急搬送に35時間以上かかっていたことが分かりました。おととしの感染拡大以降、感染者の搬送時間としては最も長くなりました。
東京消防庁によりますと、都内に住む70代の男性は歩行中に転倒し、右足をけがした際に医療機関を受診したところ、新型コロナの陽性が判明しました。
最初に受診した病院では新型コロナ患者の受け入れをしていなかったため別の病院を探しましたが、到着までに35時間47分かかったということです。
新型コロナと整形外科の両方を診れる病院が見つからなかったことが要因です。
これまでに新型コロナ患者の搬送で最も時間がかかったのは、去年夏の第5波で23時間35分でした。
第7波では感染者の急増で医療機関が逼迫(ひっぱく)し、搬送に時間がかかるケースが増えていて、おととしの感染拡大以降では今回が最長となりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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