【解説】“スギ花粉”は過去10年で最大!?ことしの花粉を詳しく解説【花粉症】|TBS NEWS DIG

【解説】“スギ花粉”は過去10年で最大!?ことしの花粉を詳しく解説【花粉症】|TBS NEWS DIG

【解説】“スギ花粉”は過去10年で最大!?ことしの花粉を詳しく解説【花粉症】|TBS NEWS DIG

もうすぐやってくる、花粉シーズン。今年の花粉はいつ頃から?量は?気になる花粉症対策もあわせて解説していきます。

■スギ花粉過去10年で最大!?関東はヒノキ花粉も多く飛散期間が長くなる可能性も

ホラン千秋キャスター:
いよいよこの季節がやってきました。まずはスギ花粉の飛びはじめ予想です。

<スギ花粉各地の飛びはじめ予想>
福岡:2月8日
高松:2月14日
広島:2月16日
大阪:2月22日
名古屋:2月23日
松本:3月1日
東京:2月11日
金沢:2月22日
新潟:2月28日
仙台:2月24日
秋田:3月7日

環境省が去年の11月から12月にかけて調査した「スギ雄花花芽調査」によりますと、関東・北陸・中国地方ではスギの雄花についている花粉の量が過去10年間の最大値を超えました。そのためこれらの地域では春の花粉飛散量が極めて多くなる見込みだそうです。

さらに関東ではヒノキの雄花についている花粉の量も大変多かったそうです。ヒノキ花粉はスギ花粉より1か月ほど遅れてやってくるので花粉の飛散期間が長くなる可能性もあります。なぜ花粉の量が多くなるのでしょうか。気象予報士の手塚悠介さんによりますと『去年の夏、気温が高かったことが影響している』ということです。

手塚悠介気象予報士:
花粉の飛散量は、その前の夏の天候にかなり影響を受けます。気温が高くて日照が多いと花粉が多くなる傾向にあります。特に6月7月が影響すると言われていて、振り返ると去年6月は異例の梅雨明けの早さで、関東では気温40度を超えたこともありました。

■飛散量が多くマスクで防げず症状重くなるか

ホランキャスター:
たなか耳鼻咽喉科田中伸明院長に今年の花粉対策を伺いました。去年、おととしはコロナ禍ということもありマスクを着用していたので症状が軽く済んだ方も多かったそうです。ただ今年は同じように対策をしていても、花粉の飛散量が多いのでマスクだけでは防ぎきれず、症状を重く感じる方もいるのではないかということです。対策としては花粉シーズンに入りましたら、症状が重くなる前から予防的に薬の服用をするといいのではないかということです。さらに、これまで花粉症になっていない人も花粉症になる可能性があるそうです。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京氏:
花粉症になったかなって思いたくないので数年、気のせいだと思っていましたが2年ほど前からもう観念しました。花粉症にかかっています。

井上貴博キャスター:
私は花粉症ではないです。

ホランキャスター:
東京歯科大学市川総合病院医師の寺島毅医師に花粉症と新型コロナウイルス&インフルエンザ症状の違いを伺いました。▼花粉症は鼻水、くしゃみ、目のかゆみが出るが発熱は無し▼新型コロナウイルスとインフルエンザは鼻水と発熱は出るがくしゃみ、目のかゆみは出ないということで今年はくしゃみ、目のかゆみを感じたら花粉症と思っていいということでした。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/5GiIDsW

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/83bSh0k

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/9KIRtfB

TBS NEWSカテゴリの最新記事