中国9億人が感染も“春節”で大移動 「コロナ死者6万人」の信憑性に疑問の声｜TBS NEWS DIG
「ゼロコロナ」政策が終了し、およそ1週間となる中国。
記者
「北京高速鉄道の駅は、ものすごく混雑しています」
21日から始まる旧正月・春節の連休に伴う帰省ラッシュは、今週ピークを迎えます。
北京大学の推計によりますと、人口の6割を超えるおよそ9億人が感染したとされていますが、多くの人がすでに体調を回復し、日常生活を取り戻しつつあるとみられます。
「（実家では）一緒に掃除をして、お年寄りの世話をする予定です」
「（地元では）ショッピングモールに行ったり、映画を見たりします」
「毎年帰省して花火をします。手で持てるような花火です」
中国では年越しにあわせて花火をしたり、爆竹を鳴らすのが習慣となっています。そのため、販売店の前には爆竹を買い求める長い行列が…。PCR検査のために行列を作っていた2か月前の状況とは対照的です。
また、こちらは饅頭店の映像。今年は人出の増加を見込み、一度に57段も重ねることができる蒸し器を設置したということです。
こうした中、中国政府が14日に発表した新型コロナで死亡した人の数。先月8日から1か月余りの間で、およそ6万人に上るというのですが、SNS上では…。
「このデータは真実だと思うか？」
「これは病院内の統計で、それ以外はもっと多いでしょう」
「データは市民の感覚とは一致しない。基礎疾患で死亡したケースのデータも発表すべきだ」
国際社会からの批判もあり、中国政府はようやく死者数について発表しましたが、中国国民からもその信憑性に疑問の声があがっています。
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