IAEA ウクライナのすべての原子力施設に専門家常駐へ(2023年1月14日)

IAEA ウクライナのすべての原子力施設に専門家常駐へ(2023年1月14日)

IAEA ウクライナのすべての原子力施設に専門家常駐へ(2023年1月14日)

 IAEA(国際原子力機関)はグロッシ事務局長が来週、ウクライナを訪問すると発表しました。IAEAはウクライナにあるすべての原子力施設に専門家を常駐させる方針です。

 IAEAが13日に出した声明のなかで、グロッシ事務局長は「この悲惨な戦争が2年目を迎えるなか、ウクライナ国内外にさらなる苦しみと破壊をもたらす深刻な原子力事故の危険を回避するために、できる限りのことをし続けなければならない」と主張しました。

 グロッシ事務局長は来週、ウクライナのチョルノービリ原発や南ウクライナ原発などを訪問し、ウクライナのすべての原子力施設に専門家を常駐させる方針です。

 また、グロッシ事務局長は、すでにIAEAの専門家が常駐するザポリージャ原発の周辺に安全管理区域を設置する必要性を訴えていて、首都キーウでウクライナ政府高官と会談する予定です。
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