アフガン女性の権利抑圧 非公開の国連安保理会合で米が非難決議呼びかけ|TBS NEWS DIG
アフガニスタンで実権を握るイスラム主義組織タリバンが女性の権利を制限する政策を相次いで導入していることについて、国連安全保障理事会でアメリカが非難決議の採択を呼びかけたことがわかりました。
石兼公博 国連大使
「女性と少女に対するすべての抑圧的な措置をただちに撤回するようタリバンに要請します」
国連安保理では13日、日本やアメリカなど11の理事国がタリバンの女性の権利をめぐる政策を非難する共同声明を発表しました。
タリバンは先月、女性の大学教育の停止やNGO=非政府組織での勤務を認めないと発表するなど、女性の権利に対する抑圧を強めています。
声明では、こうした状況に「深刻な懸念」を表明したうえで、「アフガニスタン社会のあらゆる側面において、女性の完全かつ平等で、意義ある参画を尊重すべきだ」と政策の撤回を訴えました。
安保理ではこのあと非公開の会合が開かれましたが、会合に出席した関係者によりますと、アメリカがタリバンの政策を非難する決議の採択を理事国に呼びかけたということです。
アメリカはすでに決議案を作成しているということですが、中国とロシアが慎重な姿勢を示していて、採択に至るかは不透明な情勢です。
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