2019年のスリランカ連続爆破テロ 当時の大統領らに賠償命令 最高裁(2023年1月13日)

2019年のスリランカ連続爆破テロ 当時の大統領らに賠償命令 最高裁(2023年1月13日)

2019年のスリランカ連続爆破テロ 当時の大統領らに賠償命令 最高裁(2023年1月13日)

 2019年に日本人1人を含むおよそ270人が死亡したスリランカの連続爆破テロ事件を巡り、現地の最高裁判所は当時の大統領らに賠償金の支払いを命じました。

 スリランカの最高裁判所は今月12日、2019年の連続爆破テロ事件を巡り、当時、大統領だったシリセナ氏に対し、日本円でおよそ3500万円の賠償金の支払いを命じました。

 裁判所は、爆発物の発見などのテロの脅威に関わる情報が発生前にあったにもかかわらず、会議での十分な情報共有が行われなかったなどと指摘していて、当時の政権に責任があったと判断しました。

 この他、当時の警察トップらにも被害者への賠償金の支払いが命じられています。

 2019年のテロ事件では複数のホテルや教会が狙われ、日本人1人を含むおよそ270人が死亡しました。

 スリランカ国内のイスラム系組織が関与したとされていますが、実行犯9人は自爆により全員、死亡しています。
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