ゴールデングローブ賞授賞式 批判を浴びた“多様性”に改善も…「女性が1人もノミネートされず」|TBS NEWS DIG
人種的な多様性をめぐり批判の対象となっていたゴールデングローブ賞。3年ぶりの通常開催となりましたが改革は進んだのでしょうか?
映画のアカデミー賞の前哨戦として知られる「ゴールデングローブ賞」。日本時間のきょう午前10時から、授賞式が行われました。
司会者
「私がここにいる理由を説明します、黒人だからです」
こんなジョークから始まった授賞式。
主催する団体に黒人会員が1人もいないといった問題が発覚し、去年は著名人らが相次いでボイコット。テレビ中継も中止となりましたが、今年は会員の人種の多様性などについては改善されたようです。
有色人種の受賞者も目立ち、「ヨーロッパ系の人が多く受賞するこれまでの傾向が薄れた」とも報じられています。
プレゼンター クエンティン・タランティーノさん
「作品賞は…ミスター スピルバーグ!」
注目された作品賞のドラマ部門は、数々の話題作の中から「フェイブルマンズ」が受賞。スティーブン・スピルバーグ監督の実体験を基にして描かれたストーリーで、監督賞も受賞しました。
「変化」の一端が垣間見えた一方、改革は不十分だという指摘も…。
映画評論家 ブライアン・トルーイットさん
「監督賞に女性が1人もノミネートされませんでした。今年も女性が素晴らしい映画を作っているのに問題です」
おととし、主催団体を批判し、これまでに受賞した3つのトロフィーを返上したトム・クルーズさんらの姿は授賞式にはありませんでした。
女性の活躍に光が当ってこなかったと指摘される映画界で、さらなる改革は進むのでしょうか。
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