3年ぶりの日中首脳会談へ 尖閣や台湾問題など日本の主張を直接 習氏に伝達へ|TBS NEWS DIG
日本と中国の首脳会談が今夜、行われます。対面での会談は、およそ3年ぶりとなりますが、関係改善への一歩となるのでしょうか。
きょう午後、タイのバンコクに到着した岸田総理。まもなく、対面で3年ぶりとなる習近平国家主席との首脳会談に臨みます。
記者
「岸田総理ですが、川を挟んだあちらのホテルで今夜、習近平国家主席と会談する予定です」
会談に向けて、岸田総理はきのう…
岸田総理(きのう)
「主張すべきは主張し、責任ある行動を求めながらも協力すべき点については協力をする。こうした対話を進めていくにあたって、ぜひ明日(17日)の日中首脳会談、このスタートとなるような会議にしたい」
“建設的かつ安定的な関係”を構築するため、スタートとなる会議にしたい、と意欲を強調しました。
ただ、8月には、林外務大臣と王毅外相との会談が、直前に中国側からキャンセルされるなど、日中関係は冷え込んだまま。
日曜日に行われた「東アジアサミット」では、岸田総理が李克強首相を前に、「東シナ海で日本の主権を侵害する活動が継続・強化されている」と中国を名指しで厳しく批判しました。
政府関係者
「日本の諸懸案はしっかり伝えることになる」
習氏に対し、尖閣諸島の問題や台湾への軍事的圧力について、日本の主張を直接伝えることにしています。
国交正常化50年の今年、関係改善の糸口となる会談にできるか。岸田総理の手腕が問われます。
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