「ドライブ・マイ・カー」50以上の賞を世界中で受賞し愛される2つのワケとは(2022年3月28日)
「ドライブ・マイ・カー」が日本映画としては13年ぶりに国際長編映画賞を受賞しました。なぜこれほどまでに世界から絶賛されるのか。専門家の解説から紐解いていきます。
日本映画、歓喜の瞬間。濱口竜介監督のドライブ・マイ・カーが、アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞。
映画「ドライブ・マイ・カー」・濱口竜介監督(43):「取りました。ありがとうございます」
ドライブ・マイ・カーは村上春樹さんの原作を元に、西島秀俊さん演じる演出家が、妻との死別に向き合う姿を描いています。
日本の映画が「国際長編映画賞」を受賞するのは、2009年の「おくりびと」以来、13年ぶりの快挙です。
今回、ドライブ・マイ・カーは4部門にノミネート。
「作品賞」「監督賞」「脚色賞」については、惜しくも受賞を逃しました。
それでも濱口監督は、副賞として贈られる黄金の彫像「オスカー」をしっかりと握りしめ、人々からの祝福を受けます。
映画「ドライブ・マイ・カー」・濱口竜介監督(43):「ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは思っていなかったので、本当にありがたいことだと思っています。スピルバーグ監督は『本当におめでとう。映画にふさわしいものだ』と。スピルバーグさん自身も『この映画がとても好きだ』と言って頂けて。本当にすごい日だなと思いました」
主演・西島秀俊さん(50):「本当にうれしいです。会場でたくさんの方に『この作品を見た。素晴らしかった』と言って頂いて。本当に改めてこの作品が国や言葉を越えて皆さん色んな方の心に深く響いたんだなということを会場ですごく感じてとても幸せです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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