東京都の病床使用率44.4%“宣言要請”基準に迫る(2022年1月27日)

東京都の病床使用率44.4%“宣言要請”基準に迫る(2022年1月27日)

東京都の病床使用率44.4%“宣言要請”基準に迫る(2022年1月27日)

 東京で1万6538人の新型コロナウイルス新規陽性者が確認されるなど、27日も各地で感染が急拡大しています。大阪では学校で感染が確認された場合の濃厚接触者の判断を保健所ではなく、学校が行うよう変更されました。

 酒の卸販売者業者リカーランドアヤノ・綾野富夫社長:「またまたつらいというか辛抱しなければならない、そういう日々が続くのかなと感じています」

 また訪れた辛抱しなければいけない日々。

 酒の卸売業者は、そう肩を落とします。

 酒の卸販売者業者リカーランドアヤノ・綾野富夫社長:「飲食店と私たち業者というのは、やはり運命共同体なんですよね。一つなんですよ」

 「まん延防止等重点措置」の対象地域が27日から34都道府県に拡大したのです。

 27日も愛知県の5160人、兵庫県の4303人など各地で過去最多の感染者が確認されています。

 東京都では、まん延防止措置期間に入って1週間になります。

 東京都で確認された新規感染者も3日連続最多の1万6538人。病床使用率は44.4%で緊急事態宣言の要請を検討する50%に近付いています。

 東京都・小池知事:「緊急事態うんぬんの話ですけれども、全体的な医療提供体制の状況や社会活動への影響など確認しながら総合的に検討したい」

 東京都の感染者を年代別で見てみると、直近1週間で20代の感染者が前々週の9倍ほどだったのに対し、10歳未満は34倍にもなっています。

 各地の保育園では登園自粛が呼び掛けられています。

 栗田保育園・関香保里園長:「まん延防止措置ということで(88人中)14人お休みしています。小学校とか中学校がお休みなのでお兄ちゃん、お姉ちゃんがいらっしゃるので、一緒にお子さんを見ますというご家庭が多いです」

 大阪府の府立学校では、27日から濃厚接触者の特定を保健所ではなく、学校で行うことになりました。

 直近3日間の濃厚接触者が学級の15%を下回る場合、学級閉鎖とはせず、濃厚接触者の生徒だけを出席停止とします。

 全国で休校や学級閉鎖などが相次ぐなか、子どもたちの習い事にも変化が起きています。

 オンラインで習い事をする子どもが増えているのです。

 カフェトーク広報・鏡冴恵さん:「年末27日の週と比べて(今月)17日の週で倍くらいに受講数になっている。日中で受講するお子さんも目にするようになったので、これって、もしかしたら学級閉鎖中なのかなって」

 オミクロン株が広がるなか、講師にも変化が起きています。

 カフェトーク広報・鏡冴恵さん:「症状が軽い方は、陽性になって自宅待機中だけど(講義は)できますという方もいます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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