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「画期的」アルツハイマー新薬 米国で承認 日本も申請へ…“医療財政の圧迫”に懸念(2023年1月9日)
日本の製薬大手などが開発したアルツハイマー病の新たな治療薬が、アメリカで承認されました。日本でも申請手続きが急がれていて、専門家は「画期的」だと評価しています。
■治療薬「レカネマブ」 “3年”進行遅らせる
エーザイ・内藤晴夫CEO:「涙が1滴出ましたね。我々の努力が正式にドーンとスタンプを押されて、OKと言われたこと。その感慨はあるんだなと」
6日、アメリカのFDA(食品医薬品局)が条件付き承認したアルツハイマー治療薬「レカネマブ」。
エーザイがバイオジェンと共同開発したこの新薬は、症状の軽い患者が対象で、患者の脳にたまる異常なたんぱく質「アミロイドβ」を減らす効果があり、病気の進行を平均でおよそ3年遅らせることができるといいます。
エーザイは、患者の生活の質の向上や医療費・介護費の削減などで数百億ドル、日本円にして数兆円の社会的価値をもたらすと説明しています。
WHO(世界保健機関)の推計では、世界の認知症患者はおよそ5500万人。アルツハイマー病はその7割を占めるとされています。
■大きく進展か 専門家「ライト兄弟の飛行機」
理化学研究所・西道隆臣チームリーダー(神経科学):「非常に良い知らせだというふうに、画期的だと思います」
専門家は、これをきっかけにアルツハイマーの治療薬開発が大きく進展する可能性を指摘します。
西道チームリーダー:「(レカネマブは)ある意味、“ライト兄弟の飛行機”だと思う。皆、次考えるのはもっと良い飛行機を作ろうとする。ずっと安全で安い医療品ができるように、時代はこれから動いていくと思う」
■患者負担“年間数百万円”…医療財政の圧迫も
エーザイは、日本でも手続きを進め、「今年中の承認を目指す」と話しています。
一方、エーザイは、アメリカでの価格を、体重75キロの人で年間2万6500ドル=およそ350万円と設定。これは、先行して開発された薬の当初価格の半分ほどです。
しかし、日本で承認された場合も、患者の負担が年間数百万円単位に上るとみられることから、国の高額療養費制度がそのまま適用されれば、医療財政が圧迫されることも懸念されるということです。
(「グッド!モーニング」2023年1月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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