米最高裁判事 リベラル派重鎮が退任の意向 後任指名に初の黒人女性か(2022年1月27日)

米最高裁判事 リベラル派重鎮が退任の意向 後任指名に初の黒人女性か(2022年1月27日)

米最高裁判事 リベラル派重鎮が退任の意向 後任指名に初の黒人女性か(2022年1月27日)

 アメリカ連邦最高裁のリベラル派の重鎮判事が6月末で退任する意向だとアメリカメディアが報じました。後任には、アメリカ史上初の黒人女性が指名される可能性があります。

 CNNなどによりますと、スティーブン・ブライヤー最高裁判事(83)は先週、バイデン大統領に6月末での退任の意向を伝えたということです。

 9人からなる最高裁の判事は現在、リベラル派が3人、保守派が6人で、銃規制や人工妊娠中絶などアメリカ社会にとって重要な問題に判断を下す役割を担っています。

 終身制の最高裁判事は上院の承認が必要となることから、最高齢のブライヤー氏を巡っては、与党・民主党が上院の過半数を維持している間に退任を求める声が上がっていました。

 バイデン大統領は最高裁判事に空席が出れば、アメリカ史上初となる黒人女性を指名する考えを示していました。

 ロイター通信は、後任候補にケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏や、レオンドラ・クルーガー氏の名前を挙げています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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