ウクライナに歩兵戦闘車供与へ 米独 新たな軍事支援(2023年1月6日)
ロシアによる侵攻が続くウクライナへアメリカとドイツが新たな軍事支援として、これまで見合わせていた歩兵戦闘車を供与する方針を表明しました。
アメリカのバイデン大統領とドイツのショルツ首相が5日、電話会談し、ウクライナに引き続き軍事的な支援を提供する決意を示しました。
新たな支援として、いずれも歩兵戦闘車でアメリカから「M2ブラッドレー」、ドイツから「マルダー」が供与されます。
歩兵戦闘車を巡っては、ロシアを過度に刺激しかねないとして、アメリカもドイツもこれまで供与を見合わせてきました。
アメリカ、バイデン大統領：「今ウクライナでの戦争は重要な局面を迎えている。我々はウクライナがロシアの侵略に抵抗するのを助けるため、できる限りのことをせねばならないが、ロシアは速度を落とそうとはしていない」
電話会談の後に開かれた今年最初の閣僚会議で、バイデン大統領はこのように述べました。
さらに「やるべきことはたくさんある」として、支援を強化する考えを示しました。
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