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米で記録的大雨…河川氾濫で町はまるで“海”車水没2人死亡 気候変動が原因か(2023年1月4日)
記録的な大雨に見舞われたアメリカ・カリフォルニア州で河川が氾濫するなど深刻な洪水被害が出ています。複数の車が水没し、これまでに2人の死亡が確認されています。
まるで海と化し、水に沈む町。至る所で取り残された車。場所はアメリカ・カリフォルニア州。年末、豪雨が襲い、各地で河川が氾濫。
サンフランシスコの都市部でも冠水。交差点は機能しません。ただ、そんななかでも犬と散歩する人もいます。
アメリカ西部カリフォルニア州でおよそ30年ぶりの記録的な大雨となったのです。クリスマスには40年ぶりの寒波が中西部などを襲いました。
寒波の原因。海外メディアによれば、通常は偏西風が寒気を遮るように流れてますが、蛇行し南に下がり北極圏の冷たい空気が流れ込んだためといいます。偏西風の蛇行は温暖化による気候変動が原因と指摘する声も。
「気候変動」。そのトリガー、引き金になるともいわれている「南極の温暖化」。
第63次南極観測隊・澤柿教伸越冬隊長:「地球温暖化と言われていますけど、前に出てきている氷がどんどん溶けるので、出てきては溶ける。溶ける方が早いので、どんどん氷が後ろの方に退いちゃう。それが今、地球温暖化で問題視されています」
氷の調査を行っている南極観測隊。毎年観測するたびに氷は減少しているといいます。
第63次南極観測隊・澤柿教伸越冬隊長:「これは、このまま水になって流れる。今『溶け水』の音がしていますよね。多分この辺の氷はひと夏でなくなっちゃうんじゃないかな」
氷河と大地の境目に溶けた氷が湧き水のように流れます。
第63次南極観測隊・澤柿教伸越冬隊長:「今、だんだん南極の氷が溶けてきて、南極の氷ってすごい量なので地面を押し下げてるんですけど、それが溶けてだんだん上の『重し』がなくなったので、地面の方が浮き上がってくるんですよ」
氷が溶け、かつての海の底が浮き上がり、岩肌があらわになっている場所も。南極に到着し、目の当たりにした温暖化の兆候。
一方、氷の世界の住人たちは変わらぬ生活を続けています。ここは「ルッカリー」と呼ばれるペンギンたちが子育てをする場所。集まることで外敵や寒さなどから身を守ります。
過酷な環境では人間にも集団行動が求められます。年の瀬が近付くなか、この日はブリザード。風速25メートル以上になる時もあるため、外に出る際は複数人で移動しないといけません。
だんだん強風で視界も悪くなり、外出は困難な状況に。そうしたなか、基地内では年末年始の準備が始まりました。
年末恒例の餅つき大会の後は、いよいよ年越しです。
ドラム缶で作った除夜の鐘を鳴らして迎えた南極での2023年。新年早々、新たな調査もスタート。
昭和基地近くの海へ向かったのは、魚類の生態を研究する通称「お魚チーム」。ドリルで厚い氷に穴を開けて糸を垂らし、氷の下の魚を釣り上げます。
釣った魚には発信器をつけるなどして、その行動を調査。いまだ謎の多い氷の下での魚たちの生態を調べることで、気候変動の実態解明にもつなげていくということです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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