【事件】“損壊・遺棄”遺体は成人男性 男女2人送検 仙台地検
宮城県の仙台市内で身元不明の遺体を損壊し遺棄したとされる事件で、逮捕された容疑者の男女2人が送検されました。遺体は司法解剖により成人の男性であることが分かりました。
仙台地検に送検されたのは、住所不定・無職の前田広樹容疑者（30）と、自称・青森県青森市の接客業、山口優容疑者（31）です。警察によりますと、2人は10月から11月までの間に、仙台市青葉区のアパートで身元不明の遺体を損壊し、その後、市内の若林区に遺棄した疑いがもたれています。
2人は29日、青森市の青森警察署に「仙台市内で死体を遺棄した」と自首し、供述により遺体が発見され、司法解剖で成人の男性であることが分かりました。
警察で事件との関連は明らかにしていませんが、若林区内では警察官が多数出動し、捜索をしていたということです。
付近にいた人「警察の方がいっぱいいて、何かあったのかなと。数が数だったので、ただ事ではないなと」
2人は知人関係で、容疑をおおむね認めています。
警察では殺人事件も視野に捜査本部を設置し、遺体の身元の特定など調べを進めています。
(2022年12月31日放送)
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