【日野市保育園“虐待”】保護者が実態を証言「こめかみをグリグリ…」
東京・日野市が、虐待行為があったと公表した市内の認可保育園。園側は全面否定していますが、被害にあったなどとする卒園児の保護者が初めて、日本テレビの取材に応じました。
日野市によりますと、吹上多摩平保育園では去年4月以降、保育士の1人が、言うことを聞かない複数の園児の全身を締め付けて押さえ込むなどの虐待行為をしたということです。保育園側は市が指摘した虐待を全面的に否定しています。
この園に子どもが通っていたという保護者が日本テレビのインタビューに答えました。
卒園児の保護者「両手拳をつくってこめかみをグリグリされたり、結構、頻繁的にやられてるようなニュアンスで言ってたんで」「きょうはトイレに閉じ込められた。電気消されてドアを閉められたって言うから、どうしてって聞いたら、うるさかったからだって」
園の代理人の弁護士は22日、日本テレビの取材に対し、虐待行為を改めて否定しています。また、市が虐待を行ったと指摘している保育士は今月20日付で退職したということです。
市は22日、保護者への説明会を開く予定です。
（2022年12月22日放送）
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