仕事納めで“年の瀬忘年会”…泥酔 極寒“路上寝” 「財布なくした」人も#shorts
28日で仕事納めの人も多かったのではないでしょうか。夜の繁華街を取材すると、路上で寝入ってしまう人や、警察官や救急車が駆け付けるトラブルも相次ぎました。
■5年ぶりの“同窓会”盛り上がりの裏に…
忘年会客でにぎわった繁華街。トラブル続出の現場を追い掛けました。
28日午後7時すぎ。サラリーマンの街、東京・新橋の居酒屋をのぞいてみると、盛り上がる4人のグループがいました。5年ぶりの同窓会だといいます。
客:「(Q.何時から、飲んでた?)午後3時からです」「(Q.お酒は何杯くらい飲んだ?)20杯くらい」「(Q.お父さんは、どれくらい飲んだ?)57杯ですね。(ヤクルトの)村上を超えましたね」「(Q.実際は何杯くらい飲んだ?)56杯かな」
この時点で、すでに4時間以上、飲んでいる男性たち。ここまで盛り上がっているのには、ある理由が…。
客:「色々な社会情勢とかあったんで、(同窓会に)行けなかったんですけど。ちょっと落ち着いてきて、ウィズコロナかなというところで開催しました」
別のグループは、会社の忘年会の集まりでした。
客:「(Q.去年とかおととしは(忘年会は)あった?)さすがに、できなかったですね。ご時世もあって。今年は、やっと小さくできるかなみたいな感じです」
盛り上がる裏には、3年ぶりとなる行動制限のない年末年始を迎え、ようやく開催することができた思いがあったようです。
根室食堂・平山徳治店長:「どちらかというと大人数のお客さんより、結構こぢんまりと来るお客さんも来てるので、忙しいですね。きょうは無礼講みたいな感じで、結構皆さん飲むんじゃないですかね」
■泥酔…相次ぐ“路上寝”「マジで、大丈夫」
一方、午後11時すぎ、若者の街・渋谷を取材すると、そこには、路上で寝てしまっている男性がいました。
男性:「(Q.3℃とかに気温が下がるが大丈夫?)はい、大丈夫です」
28日の都心の午後11時の気温は4.9℃。心配になる寒さです。
泥酔しているのか、周囲に物をまき散らしながら、地面に座る男性。さらに、別の場所では…。
男性:「(Q.大丈夫ですか?お兄さん)大丈夫です」「(Q.いつから寝てるんですか?)ちょっと前」「(Q.寒くないですか?)寒い」「(Q.忘年会ですか?)うん」「(Q.楽しかったですか?)うん」「(Q.どのくらい楽しかったですか?)めっちゃ」「(Q.今、何時か分かります?)午前2時」「(Q.午前2時?まだ午後11時半くらいです)おお。マジで、大丈夫です」
動き始めた男性を追い掛けてみました。しかし、歩き始めたのも束の間、ごみ箱を枕にして、立ったまま眠ってしまっています。
その後、タクシーではない車に手を挙げ、ハイヤーのような車に乗り込んで行きました。これで男性は無事、家へ帰れるのかと思いきや、違う車だったようです。
その後、男性はなんとか友人と合流できました。
■「たぶん帰れる」と言った後、地面に…
同じころ、すぐ近くの場所でも、植え込みで寝る男性がいました。
男性:「(Q.お兄さん、大丈夫ですか?)大丈夫です」「(Q.どれくらい飲みましたか?)めちゃめちゃ飲みました」「(Q.終電は?)ないです」「(Q.どうする?)考えてないです」「(Q.家はどの辺り?)和光市です」「(Q.帰れますか?)帰れます。多分…」
「多分帰れる」と答えていた男性ですが、地面にしゃがみ込んでしまいました。大丈夫と言って歩き出したのですが、再び歩道でしゃがみ込んでいます。
平日にもかかわらず、渋谷には泥酔して寝てしまう若者の姿が、多く見られました。
■財布なくした男性「妻に絶対怒られる」
一方、泥酔していなくても、こんな災難にあった男性もいました。
男性:「(Q.今、交番に寄ってたのは、どうして?)財布をなくしたからです」「(Q.どのくらいお金は入っていた?)3万円くらいです」「(Q.財布を落としたのは初めて?)何度もある。3度目か4度目」「(Q.怒られる?)絶対、怒られる」「(Q.誰に怒られる?)家内です。ふざけんじゃないって。定期あるので帰れるんですけど、ショックのほうが大きいです。JRにも聞いてみようと思います」「(Q.きょう忘年会ですか?)そうです。最後の忘年会です。仕事納めの」
財布を落としてしまったという男性、心なしかすごい背中がさみしく見えます。来年は、良いことがありますように。
(「グッド!モーニング」2022年12月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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