台湾 馬英九前総統が中国で墓参り 担当者が高速鉄道に同乗する厚遇も(2023年4月1日)
台湾の総統経験者として初めて中国本土を訪れている野党・国民党の馬英九前総統が、先祖の墓参りをし、中国側との対話路線をアピールしました。
馬英九前総統は1日、湖南省にある祖父の墓を4人の姉妹とともに訪れました。
墓参りの際、馬氏は「私は8年間の総統任期中、おじいさんの教えを守り努力してきた」と湖南省の方言で話し、「中国と和解し、分断後、最も平和で繁栄した時期を実現した」と自身の成果もアピールしました。
中国側は今回、台湾政策の担当者が馬氏と一緒に高速鉄道に同乗するなど手厚くもてなす姿勢を示していて、馬氏の訪問を契機に中国と台湾のルーツは同じだと強調したい考えです。
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