【真相究明は困難】留置場で自殺した養子の男を不起訴 虚偽報告書作成の警察官らも不起訴に 大阪地検(2022年12月28日)
大阪府高槻市の資産家女性が殺害された事件で、逮捕後に留置場で自殺した養子の男について、大阪地検は１２月２８日に容疑者死亡のため不起訴処分としました。
高井凜容疑者（当時２８）は去年７月、大阪府高槻市で養子縁組した高井直子さん（当時５４）を浴槽で溺死させたとして殺人などの疑いで逮捕され、今年９月に大阪府警福島署の留置場で首を吊って自殺しました。
大阪地検は１２月２８日に容疑者死亡のため高井容疑者を不起訴処分としました。
一方、容疑者が自殺した問題を巡り、福島署の留置管理課の署員３人が虚偽の報告書を作成したなどとして書類送検されていましたが、大阪地検は「人事上の処分を受けている」などとして３人とも不起訴処分にしています。
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