【気象予報士解説】きょうも北陸から北日本に大雪のおそれ 引き続き交通障害に警戒を|TBS NEWS DIG
今後の見通しについて、気象予報士・鈴木悠さんの解説です。
北海道・札幌市ではおよそ30センチの雪が積もっているとみられます。平野部の大雪のピークは越えたとみられますが、西日本から北日本の日本海側山沿いのみなさんは引き続き大雪に警戒を続けてください。
各地の積雪をみると、降り始めからの雪の量、日本海側では1メートルを超えているところがあります。山陰から北陸山沿いでは、この時期としては3倍以上の雪の積もっているところもあります。また四国や東海の平野部でも雪が降り、積もったところがありました。名古屋ではきのう8年ぶりに積雪が10センチを超え、太平洋側も含めて記録的な大雪となっています。
今朝の最低気温、名古屋ではマイナス0.1度まで気温が下がりました高知では0.3度となっています。雪が降り、積もった後にこれだけ気温が下がると、路面は凍結しやすくなります。特に橋の上、トンネルの出入り口付近、また日陰などは路面が凍結しやすくなるので、車の運転には十分お気をつけください。また日本海側では引き続き不要不急の外出は控えた方がよさそうです。
きょうも北陸から北日本の日本海側、山沿いを中心に大雪となるおそれがあります。平野部では雨のところが多くなりそうです。また今夜は西日本の山沿い、中国地方の山沿いでも再び雪の降り方が強まってくるおそれがあります。近畿や東海など平野部にも一部雪雲が流れ込んでくるかもしれません。日本海側を中心に風も強く、吹雪くおそれがあります。引き続き交通障害に警戒をしてください。
この後の予想です。西日本の山沿いの大雪は今夜までとなりそうですが、北陸から北日本、日本海側の山沿いはあすの朝にかけても大雪が続くおそれがあります。その先、あすの午後になると一旦今回の強い寒気は抜けていくので、雪の範囲は狭くなりそうです。
あす朝にかけての予想降雪量です。平野部の大雪のピークは超えたとみられますが、引き続き北陸から北日本の山沿いを中心に50センチ以上の雪が降り、さらに積雪量が増えるおそれがあります。
今回、屋根などからの落雪や除雪作業中の事故が相次いでいます。作業は2人以上、複数人で行うようにしてください。
きょうの予報です。沖縄、四国九州、そして東北南部の太平洋側平野部では日中晴れるでしょう。北海道東部も晴れますが、昼過ぎから夕方にかけては高潮に注意警戒をしてください。
予想最高気温です。西日本から東日本、晴れるところではきのうより高くなりそうです。10度以上というところが多くなりそうです。ただ冷たい風強めに吹くので、昼間も暖かくしてお過ごしください。
この先の予報です。年末年始にかけて、日本付近は冬型の気圧配置になる日が多くなりそうです。日本海側の雪は火曜日や水曜日、一旦小康状態ですが、29日~30日、年が明けて2日~3日にかけては再び大雪や猛吹雪となるおそれがあります。太平洋側は晴れて空気が乾燥するでしょう。また全国的に年末年始は厳しい寒さとなりますので、体調管理にお気をつけください。
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