上野パンダ「シャンシャン」来年2月21日に中国へ返還(2022年12月23日)
東京都は上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」の中国への返還日が来年の2月21日に決まったと発表しました。
東京都・小池知事：「皆さんに愛されたシャンシャンが中国へ里帰りすることに。寂しい気持ちを抱かれる方も多いかと思いますけれども、これはパンダの保全と繁殖の推進という、大きな役割をシャンシャンが担っているということでの里帰りになります」
シャンシャンは2017年に上野動物園で誕生しました。
当初は東京都と中国側との協定で、2020年12月までに中国に返還される予定でしたが、新型コロナの影響でおよそ2年間、合わせて5回延期されていました。
現在は希望者全員が観覧できますが、来年1月21日から最終観覧日の2月19日までは混雑が予想されるため、1月6日に特設サイトからの申し込みを開始し、1日最大およそ2600人の事前抽選制に切り替えます。
1月21日からは中国への輸送のための動物検疫に入るため、完全に屋内での展示となり、渡航に備えるということです。
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