熱血“ナマハゲ研修”に若手が参加 深刻な後継者不足で市職員も #shorts
秋田の冬の伝統行事「ナマハゲ」。そんなナマハゲが…。
初参加した市職員:「よろしくお願いします」「お願いします」
あの怖い姿とはまるで真逆です。実は全員、地元市役所の若手職員。年末の行事に向け、現役のナマハゲなどが市の職員へ発声や歩き方など、ナマハゲの基本を教える講習会が行われたのです。
初参加した市職員:「強いナマハゲになった気分」
と気合十分ですが、この後、熱血指導が待っていました。
現役の「ナマハゲ」:「ナマハゲきたー仕事してらか!仕事してねばナマハゲにすぐ連れて行かれる。分かったか!分かったかって!うん、でねって。はいだべ!分かったか!『はい』は1回で良いんだって!ていう感じでドス聞かせて、これ出す時、おなかからのどを震わせる感じで…最初からビビらせるっていう」
真山なまはげ伝承会・菅原昇会長:「怠け者いねがーとか、こういう感じでやれば」
初参加した市職員:「芯まで通ってくるっていうか、響いてくるっていうのが分かるっていうか、表面上だけじゃないというのが分かりました」
ユネスコの無形文化遺産に登録され、国内外で注目されている男鹿のナマハゲですが、少子化による後継者不足も深刻です。
男鹿市文化スポーツ課・五十嵐祐介さん:「職員のなかにはその後、地域でナマハゲ行事を行う職員もいますし、ナマハゲとはどういうものかと体感してもらうというのが狙い。最終的には地域の文化財を守っていくうえでの、若い人の底上げになれば良いというふうにして、考えて行っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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