北朝鮮産シジミ偽装か 不正流通は少なくとも数年間(2022年12月23日)
北朝鮮産のシジミを日本産と偽ったとして山口県の水産会社などが捜索を受けた事件で、この水産会社を中心とした不正な輸入や販売が少なくとも数年間にわたって続いていたことが分かりました。
山口県下関市の商社「アイコー」などは、北朝鮮から日本に不正に輸入したシジミを福岡や埼玉など各地の水産会社を通じて国産と偽って販売した疑いで捜索を受けました。関係先は数十カ所に及んでいます。
その後の捜査関係者への取材で、不正な輸入や流通はアイコーを中心として2020年までの少なくとも数年間にわたっていたことが分かりました。
山口県警などの合同捜査本部は、押収した資料や関係先への聴取から取引の実態などを調べています。
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