中国・習主席がバッハ会長と会談「大会は国際社会からも支持」
北京オリンピックの開幕まで10日となった25日、習近平国家主席がIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と会談し、「大会は国際社会から支持されている」と強調しました。
中国国営の中央テレビによりますと、会談は25日、北京の釣魚台迎賓館で行われました。
この中で習主席はオリンピックの開催について「中国国民だけでなく国際社会からも支持されている」と主張。「参加者らの健康と安全を守ることに自信を持っている」と新型コロナ対策の万全さを強調しました。
これに対しバッハ会長は、中国語で新年のあいさつをした上で「準備作業は極めて順調だ」と称賛したということです。習主席としてはIOCとの連携をアピールし、アメリカなどによる「外交的ボイコット」をけん制する狙いもあるとみられます。
バッハ氏はオリンピックの関連行事に参加するほか、中国の前副首相から性的関係の強要があったと告白したとされるプロテニスプレーヤー彭帥選手と夕食をともにする予定だとしています。(25日22:29)
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