濃厚接触者の自宅待機者が急増 有給使うも収入減 シングルマザーも不安の声
感染の急拡大で濃厚接触者も急増。自宅待機を余儀なくされ、有給を使うも収入減となった人もいます。シングルマザーからも不安の声があがっています。
濃厚接触者の急増で自宅待機を余儀なくされる人が増えています。
男性は職場の同僚の濃厚接触者に。自宅待機となって会社からメールが来たといいます。
濃厚接触者の男性
「濃厚接触者の陰性だったので、『休業補償、傷病手当はありません、欠勤です』という感じで。最善の方法で対処して下さいと会社にお願いしました」
有休を使うことにしましたが、残業などが無くなり収入が減るといいます。
濃厚接触者の男性
「車のローンとか家賃とか生命保険とかいっぱいいっぱいで、払えればいいんですけど、(収入が)下回っちゃうと貯えているのを取り崩していかなきゃいけない感じ」
自宅待機で給料が減り、生活が苦しくなる。そんな心配をしている人は他にもいます。
25日夕方、都内で行われた生活に困っている人たちへの食料配布。申し込みをした21人のうち少なくとも18人がシングルマザーです。
4人の子どもと暮らすシングルマザー
「(Q.お子さんは何人)子どもは4人です。小5、小3、小1の双子です。きょうだいも多いのでこういうところを利用させてもらわないと、自分の収入だけっていうのは厳しいのが現実」
子どもが喜ぶお菓子やジュースも配られました。子どもの感染が広がる中、母親の不安はつきません。
2人の子どもと暮らすシングルマザー
「(Q.自宅待機になったらどんなことが困る)やっぱり仕事の面ですかね。仕事休めないんでね。宅配とかで何とかやるしかないんですかね。そんなに身近に頼れる人もいないので」
もし濃厚接触者になって外出できなくなると、こうした無料配布にも来られなくなります。
5人の子どもと暮らすシングルマザー
「パートだし、行かなかったらその分給料は引かれちゃうので、生活に対する不安はすごくあります。こういったこと(無料配布)が無ければ、やっぱりもっと打撃は受けているのかなと思いますけど」(25日23:49)
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