キノコの町で“キモカワイイ”像盗まれる 犯人像、動機は?元刑事に聞く(2022年12月21日)

キノコの町で“キモカワイイ”像盗まれる 犯人像、動機は?元刑事に聞く(2022年12月21日)

キノコの町で“キモカワイイ”像盗まれる 犯人像、動機は?元刑事に聞く(2022年12月21日)

 キノコの町で「キノコの像」が盗まれました。「キモカワイイ」と話題だったこちらの像。なぜ、狙われたのでしょうか。

 キノコ頭に写実的な顔立ちで黄昏れたり、ユーモラスなポーズを決めたり、釣り竿を構えたり…。この「黄昏きの子」像3体は、キノコの生産量西日本一を誇る、福岡県大木町に設置されていました。町はあえて積極的にPRはしませんでしたが、「キモカワイイ」とSNSで話題に。

 しかし…。18日、3体のうち2体がなくなっていることが判明しました。像の製作者も消えた2体の身を案じます。

 銅像の製作者:「ファンの方かもしれないし、いたずらかもしれないけれど、身を裂かれるような思いです。我が子を取られたようで。早く返してほしい」

 3体の設置場所は無事だった1体に対し、姿を消した2体はそれぞれ600メートルほど離れた道の脇と、その近所の神社に設置されていました。材質は金属ではなく強化プラスチック「FRP」。製作費は1体、数十万円でした。

 そして、今回の消失の前に“前兆”があったことも判明。元埼玉県警刑事の分析で犯人像と、その目的が見えてきました。

 3体のうち2体がなくなっていたことが判明した福岡県大木町市の「黄昏きの子」像。過去にもこの像は狙われていて、今年3月には釣りをする像の左腕と釣り竿が破壊されていました。今回の2体の消失の犯人像を元埼玉県警刑事の佐々木成三氏に聞きました。

 元埼玉県警刑事・佐々木成三氏:「過去に破壊されたことがあることも考えると嫌がらせで持って行った可能性もゼロではない」

 また、マニア絡みの犯行の可能性もあるといいます。

 元埼玉県警刑事・佐々木成三氏:「FRP(強化プラスチック)となると(金属として)売ることはできないのでマニアが持っていたい、もしくはもう売る先が決まっている可能性が高い」

 大木町は22日、警察に被害届を提出する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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