「ドカ雪で玄関にも入れない」“生活直撃”の記録的大雪…次は積雪後の「雨」に警戒!雪の重量増で“倒壊”リスクも|TBS NEWS DIG
各地で観測された記録的大雪が生活を直撃。立往生を余儀なくされた人や、積雪で玄関にすら入れない人も。そんな中、次に注意が必要なのは積雪後の「雨」です。雨が降ると雪の重量が増して家屋などの倒壊や、落雪のリスクが高まることも?警戒すべきポイントをまとめました。
■「ドアも開けられない…」記録的大雪が“生活直撃” 現地の状況
井上貴博キャスター:
新潟県長岡市の状況を現地の方に伺います。
Q.雪で実際に困っていることはありますか?
長岡市に住む原さん(80代):
ドカ雪で玄関にも入れないような状態で本当に困っていました。除雪作業をして、今はやっと玄関に入れるような状態になりました。
2022年は特にドカ雪が強いかと思うので本当に困っていますし、12月21日あたりから雨模様ですので、この雪がどんどん重くなってきますので、非常に困っている状態です。
■積雪後、注意すべきポイント
井上キャスター:
雪が降った後に「雨」ということで、何に注意が必要なのでしょうか?
▼「積雪後の雨」注意すべきポイント
・雨を含み雪の重量増→家屋などが倒壊する恐れ
・落雪/雪崩の可能性
・雪解けで道路冠水の可能性
・早朝の路面凍結
同様のことが、新潟でも起きつつあります。ご注意ください。
■冬の運転トラブル 50%以上が「経験ある」事前に備えておきたいグッズ
井上キャスター:
アンケート調査によると、冬の運転でトラブルに遭ったことはありますかという質問に対して、51.7%の方があるという回答をしています。一部アンケートの回答内容を見てみると…
60代男性「スリップでハンドルがロックされ、対向車にぶつかりそうになった」
60代女性「タイヤが雪に詰まって埋まって動かなくなった」
50代男性「路面が凍結しているところに出くわしたのにチェーンがなかった」などの声がありました。
では、どういったグッズを備えるべきなのでしょうか?交通事故鑑定ラプターの中島博史所長に聞きました。
▼雪道運転 準備しておきたいグッズ
・タイヤチェーン
・牽引ロープ
・ブースターケーブル
・モバイルバッテリー
・飲食物
・毛布/防寒着
・長靴
・簡易トイレ
・スコップ
・海中伝統
・軍手/ゴム手袋 など
・スタックラダー
中でも推しているのが「スタックラダー」です。車輪が雪にはまって動かなくなった際、スタックラダーをタイヤに添えるだけで脱出できます。
中島博史所長は「効率よく脱出でき、雪国出身の私も重宝しています」と話しています。価格は2000円前後で、そこまで幅をとらないので収納も簡単にできそうです。
次におすすめしたいのがカーナビアプリ「カーナビタイム」の新機能です。
ナビ上に「チェーン規制回避ルート」を表示すると、雪用タイヤを装着していない場合の回避ルートが自動的に表示されます。加えて、「路面凍結予測マップ」などの便利な機能もあります。こうした情報を早めに得ていくということは大変重要です。
■都会の雪と豪雪地帯の雪はまるで違う
ホランキャスター:
積雪の状況でも、やむを得ず運転しなければならない方もいると思います。できる限り慣れていない方々は、雪のあるところに積極的に車で出かけることは、控えた方が良いのでしょうか?
TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
都会と、積雪地域の雪は全く違います。福島出身の私が、最初に東京に出てきて驚いたのは、東京の人は雪が降っている時に傘をさしますが、東北の人は傘をさしません。なぜなら、東北では傘をさしていても雪が下からも周りからも舞い込んできてしまうからです。
都会の人は、東北などの雪が想定しているものと全然違うということを考えておいた方がいいと思います。
ホランキャスター:
東北などでの雪に対しては、撥水加工のあるようなものを用意すれば良いでしょうか?
TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
今回の雪は少し湿っぽいですが、通常の乾燥した雪はもうそのまま体の表面などから落ちていくので、あまり大した防具をしなくても大丈夫です。
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