“払戻金”狙いか? 新幹線遅延に便乗…改札で「特急券」盗んだ疑いで男逮捕(2022年12月20日)
18日、停電のため最大でおよそ4時間、運転を見合わせた東海道新幹線。この混乱に乗じようとしたのでしょうか。
事件が起きたのは運転が再開し、ようやく駅にたどり着いた人たちなどでごった返す、午後9時半ごろの名古屋駅。改札を出た辺りに不審な男が立っていました。狙っていたのは、新幹線の特急券です。
通常、特急券は改札を出る時に、自動改札機で回収されます。しかし、新幹線は2時間以上遅れた場合、特急料金が払い戻しになるという規則があり、払い戻しの手続きの際に特急券が必要になることから、改札に入れた特急券は回収されずに出てきます。
当時、新幹線は大幅に遅れていたことから払い戻しの対象となる乗客が大勢いましたが、この仕組みを知らない一部の乗客が特急券を取り忘れたとみられ、男はその忘れられた特急券を回収して回っていたのです。
特急券は窓口に持っていけば現金に換えることができますが、不審に思った駅員が警察に通報し、発覚しました。
警察によりますと、逮捕されたのは東京・世田谷区の専門学校生の男(24)で、特急券1枚、払戻金額2530円相当を盗んだ疑いが持たれています。
男は容疑を認めていて、警察は男が他にも特急券をおよそ120枚所持していたことから、同じような犯行を繰り返していたとみて調べています。
(「グッド!モーニング」2022年12月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く