渋谷“透明トイレ”まさかの“丸見え”…原因と対策は #Shorts
2020年、東京・渋谷の公園に出現し、話題をさらったガラス張りの“透明トイレ”。外から丸見えの状態で用を足す、なんてことはありません。中に入って鍵を掛けると、一瞬でガラスが曇って“不透明に”なります。もちろん、外から見ても問題ありません。プライバシーがしっかり守られていたはずの画期的なトイレで今、異常事態が起きていました。
事の発端はユーチューブに上がった“ある動画”。
人気YouTuber・コレコレさん:「今から便座に座るので見ていて下さい。まずこのように入って鍵を閉めます。こんな感じでね…」
お分かり頂けたでしょうか。鍵を掛ける前と掛けた後を比べると、少しガラスが曇った程度で肝心の内側は一切、隠れていませんでした。改めて、本来は中は全く見えない状態になります。
人気YouTuber・コレコレさん:「これ隣、女子トイレなんですよ。女子トイレもこんな感じで見えるんですよ」
12月16日に問題のトイレを確かめに行くと、常に曇りガラスの状態で運用するという対策が取られていました。
公園利用者:「(友達を)待っている時にトイレを拝見した。これが全トイレの入り口に書いてありました」「(Q.前に来た時は?)なかったです」
透明トイレの利用者は…。
透明トイレの利用者:「(ガラスが)曇っている時にパーッと…透けて見える状態になったらどうしようかと思いました。外から自分の連れが『見えなかったよ』って。それで安心しました」
透明にならなくなった理由は一体、何なのでしょうか。トイレを維持管理する団体が12月16日、コメントを出しました。
日本財団ホームページから:「今回の不具合はガラス壁内の透明・不透明化を作り出す粒子が気温の低下により固まることから不透明化に時間を要し、通常利用に支障をきたしてしまったもので、おわび申し上げます」
ガラスの表面には電源が入ると透明になり、切ると曇る特殊な粒子が貼られています。それが寒さで鈍くなり、うまく機能しなくなったということです。
“透明状態”が復活する時期は未定。同様のことが発生しないよう検証を進めるということです。/a>
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