【恐怖】米で竜巻多発 一瞬、空が真っ赤に…送電線なぎ倒し建物を破壊(2022年12月15日)

【恐怖】米で竜巻多発 一瞬、空が真っ赤に…送電線なぎ倒し建物を破壊(2022年12月15日)

【恐怖】米で竜巻多発 一瞬、空が真っ赤に…送電線なぎ倒し建物を破壊(2022年12月15日)

 アメリカ南部のルイジアナ州などで竜巻が多発しています。渦を巻いた風が街を横切りながら建物を破壊していく一部始終をカメラは捉えました。

 突然目の前のトラックがバックして来ます。その理由は…道路の先に現れたのは竜巻。猛烈な勢いで道路を横切ります。竜巻は上空で消えた…と思いきや、再び黒い雲が地上とつながり猛烈な風が襲い、竜巻は向きを変え向かってきたのです。ドライバーは慌てて車を走らせその場から逃げ去ります。

 竜巻が生まれたのはここだけでなく、アメリカ南部のルイジアナ州やテキサス州などで18もの竜巻が発生。

 竜巻による火花も。一瞬空が真っ赤に染まります。送電線をなぎ倒したとみられ、町を横切りながら建物などを破壊。

 CNN:「先ほど竜巻がニューオーリンズを襲いました。数百万人のアメリカ人に影響を与えています」

 速報で伝えられた竜巻の異常発生のニュース。

 CNN:「ミシシッピ州に竜巻警報が出されました。この嵐は勢力を保ったまま東へと移動しています。夜から明日の午前中にかけて移動し続けるとみられます」

 一方、北部を中心に猛烈な寒波が襲っています。猛烈な風で道路の雪が白く舞い上がります。窓の外は地吹雪により、まさに“ホワイトアウト”状態。外に出ることもできません。

 寒波と竜巻に見舞われたアメリカから離れ、南半球・アルゼンチンでは…。群衆で埋め尽くされた首都ブエノスアイレスの広場。ワールドカップ決勝に進出し勝利に沸く人々。しかし、笑顔のその表情とは裏腹に、アルゼンチンでは深刻な干ばつが起きているのです。

 かつての湖…水草や湿原があり周りには豊かな畑も広がってました。しかし現在ほとんどの水は干上がり、ひび割れた灰色の大地が続いています。魚たちは行き場をなくし、鳥は水場を奪われました。

 地元住民:「もはや地面に水分がないから作物は育たないんだ」

 過去20年で最悪な干ばつと警告する専門家も。一体干ばつの原因は…。歓喜に沸く人々たちのその陰でアルゼンチンで何が起きているのでしょうか。

 多くの魚や鳥が住んでいた湖は、今では干上がり、ひび割れた乾いた大地が広がるのみ。かつて水辺ではキャンプを楽しむ人たちでにぎわっていました。湖の周りにあった畑も育たなくなり、枯れ始めているのです。「過去20年で最悪の干ばつ」とも言われています。海外メディアは南米沖の海水温が低くなる「ラニーニャ現象が原因」とも指摘。地元の農家の話では、この2年間、水不足に悩まされていて収穫量は例年の半分にまで減っているといいます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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