フランス 事実上のワクチン義務化 ワクチンパス導入
フランスでは24日からワクチンの接種証明の提示を義務付ける法律が施行されました。飲食店などの利用の際に陰性証明は認められなくなり、事実上のワクチン義務化に反発の声も上がっています。
記者
「フランスの飲食店でこうして証明書をチェックするのは、ごく普通のことになっていますけれども、きょうからは陰性証明では入店できなくなります」
フランスでは24日から16歳以上の人が飲食店や長距離の交通機関を利用する場合、ワクチン接種か感染した後の回復証明の提示が義務付けられました。フランスでは20歳以上の9割がワクチン接種を完了する一方、感染し、集中治療が必要な人の6割近く、また死亡した人の4割以上を未接種者が占めています。
客
「(ワクチンパスは)良いことです、私は賛成」
客
「専門家がワクチンを勧めるので、私は信用しています」
およそ6割の人が新たな規制に賛成していますが、「国民を分断する」などと反対の声も上がっています。(25日03:33)
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