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【ウクライナ支援】アメリカ 地対空ミサイルシステム「パトリオット」供与で最終調整
厳しい冬を迎えたウクライナへの支援を協議する国際会議で、ゼレンスキー大統領は、1100億円以上の緊急支援の必要性を訴えました。
深刻な電力不足が続いているウクライナへの支援を協議する国際会議が13日、フランス・パリで開かれ、46の国と24の国際機関の代表が参加しました。
オンラインで参加したゼレンスキー大統領は、「発電機が、装甲車や防弾チョッキと同じくらい必要になっている」と述べ、エネルギー分野だけで8億ユーロ(約1150億円)の緊急支援が必要だと訴えました。
会議では、各国から約1450億円の支援が集まりましたが、このうちエネルギー分野には600億円が充てられるということです。
一方、複数のアメリカメディアは13日、バイデン政権がウクライナに、地対空ミサイルシステム「パトリオット」を供与する方向で最終調整していると報じました。早ければ週内にも正式発表される見通しで、ドイツにあるアメリカ軍の基地でウクライナ軍の兵士に訓練を行うとしています。
ロシアによる相次ぐミサイル攻撃を受け、ウクライナの防空能力を強化する狙いですが、最新鋭のミサイルシステムの供与にロシアが強く反発し、緊張が高まる恐れもあります。
(2022年12月14日放送)
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