G7首脳 ウクライナ支援継続で一致 防空システム提供に焦点｜TBS NEWS DIG
G7=主要7か国の首脳によるオンライン会議が行われ、防空システムの提供など、改めてウクライナへの支援を継続することで一致しました。
日本時間未明に行われたG7の首脳によるオンライン会議には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、改めて軍事支援の必要性を訴えました。
会議後に出された共同声明によりますと、首脳らはウクライナへの揺るぎない連帯と支援を再確認し、中でも攻撃の対象になっている「重要なエネルギーや水のインフラの修復や防衛を支援する」としています。また、軍事支援においては、「防空システムの提供に当面の焦点を当てる」と明らかにしました。
議長国・ドイツのショルツ首相は会見で、「ロシアのウクライナ侵攻後、G7の協力関係はより強化された」と強調。「我々の団結と確固たる決意でプーチン大統領は完全に孤立した」と述べ、侵攻をすぐに止めるよう訴えました。
一方、岸田総理は、ウクライナで冬の寒さが本格化する中、ロシアによるインフラ攻撃は断じて正当化できず、強く非難すると述べました。
日本はウクライナへ発電機などの供与を進めていますが、国際機関などと連携し、さらなる越冬支援などを実施すると表明しました。
また、岸田総理は日本が来年G7の議長国を務めることにふれ、国際社会が直面する諸課題への取り組みを主導していくとの決意を示し、各国から支持を得たということです。
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