新幹線で発生「初の重大インシデント」から5年…全点検や異常検知装置を設置など対策(2022年12月12日)

新幹線で発生「初の重大インシデント」から5年…全点検や異常検知装置を設置など対策(2022年12月12日)

新幹線で発生「初の重大インシデント」から5年…全点検や異常検知装置を設置など対策(2022年12月12日)

2017年12月に新幹線「のぞみ」の台車に亀裂が生じて、新幹線初の「重大インシデント」に認定されてから5年が経ちました。JR西日本は再発防止に向けた取り組みを続けていて、その歩みを説明しました。

 2017年12月、博多発・東京行きの新幹線「のぞみ」で、車両の台車に亀裂が生じ、破断寸前だったにもかかわらず名古屋まで運行が続けられ、国の運輸安全委員会が新幹線で初となる「重大インシデント」に認定しました。

 JR西日本は、この5年間で山陽新幹線の全編成の全台車について超音波検査を実施して、損傷の疑いが少しでもある台車は取り替えを完了。また台車の温度を監視して異常を検知する装置を山陽新幹線内に5か所設置したということです。

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