「一人の命が失われている」市職員が殺人容疑者に生活保護費を不正支給 堺市が検証委(2023年4月27日)

「一人の命が失われている」市職員が殺人容疑者に生活保護費を不正支給 堺市が検証委(2023年4月27日)

「一人の命が失われている」市職員が殺人容疑者に生活保護費を不正支給 堺市が検証委(2023年4月27日)

殺人容疑で逮捕された男に生活保護費を不正に支給したとして、大阪府堺市中区の職員らが書類送検された事件を受けて、職員らの対応を検証する委員会が始まりました。

 去年11月、堺市中区の唐田健也さん(当時63)を殺害したとして、隣人の楠本大樹容疑者(33)が逮捕されました。

 警察によりますと、中区役所の生活保護の担当職員らは、唐田さんが生前、楠本容疑者に暴行される様子を目の前で見ていましたが、警察に通報しませんでした。さらに職員4人は、楠本容疑者に生活保護費を不正に支給した背任の疑いで、4月に書類送検されています。

 堺市は27日、職員らの一連の対応について専門家による検証委員会を開きました。

 (検証委員会 吉永純座長)
 「一人の命が失われているということです。なぜそうなったのかを解明することが、一番大きなこの委員会の課題です」

 堺市は、今年8月をめどに報告書をまとめたいとしています。

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