“行動制限ない冬”でスキー場続々オープン でも「節電も考えなきゃ」(2022年12月10日)

“行動制限ない冬”でスキー場続々オープン でも「節電も考えなきゃ」(2022年12月10日)

“行動制限ない冬”でスキー場続々オープン でも「節電も考えなきゃ」(2022年12月10日)

 今週は全国各地で今シーズン一番の冷え込みを記録するなど冬本番の寒さになりました。節電が求められるなか、家電量販店では節電性能の高い商品を求める買物客が増えています。

 利用客:「(Q.きょうからスキー場オープン)小さい声で言うんですけど…ブラボー!」

 岩手県八幡平市にある安比高原スキー場に…。岐阜県郡上市にあるスキー場「ダイナランド」。

 先週から強まる寒気の影響で本格的に冷え込む日が増え、10日、各地のスキー場がオープン日を迎えました。
 
 3年ぶりの「行動制限のない冬」。待ちに待ったスキーシーズンが始まります。

 都心からおよそ2時間半とアクセスしやすい新潟県湯沢町の「かぐらスキー場」でも、8日から営業が始まっています。

 「湘南」「川口」「習志野」「杉並」駐車場は関東から来た車でいっぱい。県内で唯一、先陣を切っての営業とあって、初滑りのスキー客が集まりました。

 利用客:「やっとやっとの初滑りなので。皆ウズウズしていたのでは?」

 標高1800メートルにある「かぐらスキー場」。当初の予定よりも15日遅れのスタートとなったものの…。

 人工降雪機でコースの下地作りを進めていたところに今月に入り2度、まとまった雪が降り、メインゲレンデの積雪は40センチに達しています。
 
 千葉県からの客:「柔らかくて良いと思います」

 群馬県からの客:「天然の雪で雪質も良いし、一言で言うと最高」

 外国人も、ニッポンの雪山に大満足!

 日本に住むアメリカ人:「この美しい眺め。晴れているしね。こんな美しい景観楽しまない人なんていないよ」

 6割ほどに激減していた来場者数も今季はコロナ前と同じ35万人の来場を見込んでいます。 

 かぐらスキー場・初田政博さん:「今年は今の時期でもかなり外国の方がお見えになっていますのでスキー場としても期待しています」
  
 今シーズンは、3年ぶりの「行動制限のない冬」であると同時に、7年ぶりの「節電の冬」でもあります。

 都内の家電量販店では、こんな需要の変化が起きていました。

 洗濯機を買いに来た夫婦:「(従来の物だと)電気代もやっぱり掛かりますし。電気代が今のより半分くらいにまでなるみたいなのでそこが大きいかなと思います」

 来年3月までの4カ月間で、「無理のない範囲」での節電を呼び掛ける政府の節電要請。

 「節電の冬」を乗り切るための“節電家電”が人気です。

 ヤマダデンキ・白土有一主任:「今年のお客様の傾向として節電・節約に意識がおかれ、従来のエアコンから換えることにより(年間)1万5200円、30%ほどの節約になる」

 さらに、エアコンの省エネにもつながる加湿器にも注目が集まっているそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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