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牛タン高騰 背景に中国“爆買い”…“日本式焼肉”大ブーム 牛肉輸入量5倍に #shorts
焼き肉などで大人気の牛タンが、ここ数年で倍になるほど高騰しています。なぜ高騰したのか取材すると、見えてきたのは、日本を真似した中国でのブームでした。
■店「2~2.5倍くらい高騰」 仕入れ量“半分”
都内にある牛タン専門の居酒屋。厚切り牛タンに、ゆで牛タンなど、バラエティー豊富なメニューが楽しめる、夜は行列ができるほどの人気店です。
客:「めっちゃおいしいです。リーズナブル」
新型コロナで止まっていた客足も、ここ最近やっと戻ってきました。しかし、今、牛タンの仕入れ価格の高騰が、経営を圧迫しているといいます。
大井町牛タンいろ葉・真田翔太店長:「2、3年前に比べて2~2.5倍くらい高騰してます。大衆居酒屋というところもあるので、なるべく安い値段で提供したい」
この店では、1000円で仕入れることができる牛タンの量が、3年前は600グラムほどでしたが、現在は、およそ300グラムと半分になっているといいます。
背景には、物価高や記録的円安に加え、ウクライナ情勢の影響もあります。トウモロコシなど、ウシの飼料が高騰したことが、食肉の値上がりに拍車を掛けました。
■“日本式焼き肉”大ブームで…中国“爆買い”
そして、もう一つの要因は、“あの国”の爆買いです。
農林中金総合研究所・阮蔚(ルアン・ウエイ)理事研究員:「中国の牛肉の輸入が近年、大幅に上昇しているということが大きな背景です」
中国人男性:「きょうは、皆さんに日本式焼き肉を紹介します」
今、中国では、“日本式の焼肉”がブームになっているのです。
比較的、豚肉が好まれていた中国ですが、日本式の焼肉が流行したこともあり、牛肉の需要が高まっているといいます。中でも、人気の部位が牛タンなのです。
中国人女性:「まずは、薄切り牛タンを焼きましょうか。焼き上がったら、こちらの甘いネギを巻いて食べます」
中国人男性:「柔らかすぎ、柔らかすぎます。この店の牛タンは、私が北京で一番お薦めできる牛タンだと思います」
中国では、2015年には47万トンだった牛肉の輸入量が、去年はおよそ5倍の233万トンにまで増えています。
阮理事研究員:「牛肉全般、これまでのような安い価格での輸入は難しくなっていく」
(「グッド!モーニング」2022年12月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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