逮捕の男女3人の住所も年齢もバラバラ…接点は？ホテルで女子大学生死亡 (2022年12月8日)
名古屋市内のホテルで、女子大学生・加古結莉さん（20）が死亡しているのが見つかった事件で、男女3人が殺人の疑いで逮捕されました。
通報があったのは、6日正午過ぎ。警察官が駆けつけると、加古さんはすでに死亡していました。服を着た状態で、目立った外傷はありませんでしたが、頭には、ビニール袋がかぶさっていたといいます。司法解剖の結果、死因は、急性呼吸不全だとみられています。
3人の容疑者は、年齢も住んでいる場所も、バラバラです。福島県伊達市の渡邉真由美容疑者（39）は、医療関係の事務職で、パートだということです。自称・愛知県安城市の鈴木健太容疑者（48）。兵庫県姫路市の女子大学生（18）。3人は共謀して、被害者を窒息させて殺害した疑いで、逮捕されました。3人の認否について、警察は明らかにしていません。
4人の事件前後の行動がわかってきました。ホテルの予約は、5日夜、電話で入りました。その夜、4人同時にチェックインしていて、1部屋に2人ずつ、1泊の予定でした。6日、チェックアウトの午前11時を過ぎても、手続きに来ないため、部屋を確認したところ、遺体を発見。午後0時25分ごろ、消防に通報。そして、7日、容疑者3人は名古屋市の別のホテルに一緒にいるところを警察に発見されました。そのとき、鈴木容疑者と女子大学生の2人は薬を飲んでいて、受け答えがおぼつかない状態だったといいます。
女子大学生は、一時、入院しました。渡邉容疑者は、薬を飲んでいないということです。捜査関係者によりますと、加古さんが亡くなったホテルの部屋には、薬物を使用した形跡があったといいます。
捜査関係者によりますと、渡邉容疑者と、女子大学生については今月に入り、それぞれ家族から行方不明届が出されていたということです。
警察は、4人がSNSで知り合った可能性があるとみて、捜査するとしています。
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