「まん延防止」初週末 “日曜最多”も都内に人出・・・鎌倉に“都民の姿”も(2022年1月24日)

「まん延防止」初週末 “日曜最多”も都内に人出・・・鎌倉に“都民の姿”も(2022年1月24日)

「まん延防止」初週末 “日曜最多”も都内に人出・・・鎌倉に“都民の姿”も(2022年1月24日)

 23日の全国の新型コロナウイルスの感染者は、2日連続で5万人を超えました。「まん延防止等重点措置」が適用されて、初めての週末を迎えた東京都内では、多くの若者の姿が目立ちました。

■東京“3日連続9000人超”も人出

 23日の東京の新規感染者は9468人。3日連続で9000人を超え、神奈川県や千葉県など9つの県では、過去最多となりました。

 23日、東京・原宿の竹下通りには、若者を中心に多くの人の姿がありました。

 まん延防止等重点措置が適用されてから、最初の日曜日。日が暮れても、原宿や渋谷の人通りが絶えることはありませんでした。

 20代:「(Q.きょうは、どうして原宿に?)買い物で。家に帰って、アルコールとか除菌とか対策をすれば(いい)かな」

 高校生:「洋服を買いに来ました。(普段)自粛しているから、たまにはいいかなみたいな。気持ちが緩くなっている感じはあります」

 大学生:「最初、新宿で遊んでいたが、甘いものが食べたいらしくて、原宿に来ました。軽くノリで、ご飯食べに行くみたいなことは控えるように意識しています」

■来場者の“安全と楽しさ”両立

 一方で、テーマパークなどでは、人出を制限する動きが始まっています。

 「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」は、21日から一日当たりの入園者数を原則2万人以下に制限。「よみうりランド」も、28日まで園内の滞在人数を5000人に制限しています。

 親子連れでにぎわう、お台場の「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」では、この週末から事前予約制とし、入場者数を3割減らすなど、様々な感染対策を行っています。

 マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン 井上忠浩社長:「通常時の半分(の入場者数)で経営していたが、そこからさらに30%(減)になります。業界としては、痛いところではあるが、これに負けずに、こういった業界なので。笑顔で元気に、新しいことをしていくことしか、自分たちにはできないのかなと思っている」

 ここでは、入場制限以外にも、子どもが自由に遊べるエリアを一時的に封鎖して、消毒する時間を増やすなどの対策をしています。

 そんななかでも、レゴで新しい装置を作り、これまで手渡しだったフィギュアを非接触で渡すようにして、来場者の安全と楽しさを両立させています。

 来場者:「検温だったり、人数制限されていたり、時間もちゃんと区切られていたりするので。そこは、普通の公園とかよりは、監視員も公園とかはいないので、安心」

■“外出自粛”で食い違い波紋・・・

 一方、外出自粛を巡っては、先週、政府分科会の尾身茂会長と小池百合子都知事の間で、意見が食い違う場面があり、戸惑いが広がっています。

 政府分科会・尾身茂会長:「いわゆる『人流抑制』ではなくて『人数制限』というのが、一つのキーワードになる。今回は、オミクロン株の特徴で、ステイホームとか、外出自粛とか、店を全部閉めるということは必要ない」

 しかし、同じ日、小池都知事は次のように話しました。

 小池百合子都知事:「まずは、不要不急の外出自粛を強くお願いする。また、不要不急の都県境を越える移動は自粛をお願いする」

 一体、どちらに従えばよいのでしょうか。

■鎌倉“大にぎわい”都民の姿も・・・

 23日、関東有数の観光地、神奈川県の鎌倉は、以前とほとんど変わらない光景が見られました。中には、他県から足を運んだという人もいました。

 埼玉在住の20代:「埼玉県です。着物を着て、歩きたくて」「(Q.“まん延防止”後、初めての週末だが?)何が変わってるのか、よく分かんないです」
 都内在住の大学生:「(Q.県をまたぐことへの抵抗や不安は?)若干、東京から来ている身としては、他の所に行くのは、ちょっとあれかなみたいな感じはありつつ。ちょっと、自分たち優先しちゃうなって感じ」

(「グッド!モーニング」2022年1月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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