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中国 “ゼロコロナ政策”緩和も 風邪薬買いだめ…武漢大学では“雨傘差し”学生抗議(2022年12月6日)
中国政府はゼロコロナ政策の緩和を進めていますが、北京では現在も、病院やオフィスに入るには、48時間以内の陰性証明が必要となるなど、本格的な緩和には至っていません。
■検査場で混乱…風邪薬“買いだめ”
ところが、突然、市内のPCR検査場が閉まる事態が相次ぎ、混乱が広がっています。
また、緩和の影響は、こんなところにもありました。
新型コロナの治療にも使われる風邪薬が、一部の通販サイトですでに売り切れとなっています。
中国メディアによりますと、今後の感染急拡大を見越し、各地で市民が風邪薬などの買いだめを急いでいるといいます。
政府の専門家は、「国には十分な量の医薬品の備蓄があり、買いだめする必要はない」と説明しています。
■武漢大学で“雨傘差し”学生抗議
一方、ゼロコロナ政策で封鎖が続いている湖北省の武漢大学では、雨のなか傘を差した学生が「自由に帰省する権利」や「対面授業とオンライン授業を選ぶ権利」などを求めて、抗議活動を行っています。
中国では先月、「白い紙」を持った市民による抗議活動が各地で行われましたが、今回の抗議では、当局側を過度に刺激しないよう政治的スローガンを叫ばないことや、「白い紙」を持ち込まないことが周知されていました。
その後、大学側が学生の要求を受け入れ、抗議活動は終了しましたが、別の大学では、すでに学生の帰省を推奨するなど対応はバラバラで、中国国内でも混乱が生じています。
(「グッド!モーニング」2022年12月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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