【園児虐待】当時の保育士3人 暴行疑い逮捕 4歳児にもカッター？…園長「事実です」(2022年12月5日)
静岡県裾野市の保育園で、保育士が園児に対し、虐待を繰り返していた事件。警察は4日、当時働いていた保育士3人を逮捕した。
■4歳児にもカッター？…園長「事実です」
暴行の疑いで逮捕されたのは、保育士として働いていた三浦沙知容疑者（30）、小松香織容疑者（38）、服部理江容疑者（39）の3人だ。
保育士の問題行為が明らかにされたのは、先月29日に行われた、保護者説明会だった。
保育園側の説明：「午睡中の園児に対し、『ご臨終です』と言った。園児の足をつかみ、宙づりにした。ファイルで園児の頭をたたいた。給食を食べない園児に対し、頬をつねる行為をした」
その虐待行為は、15にも及ぶとみられている。
さらに、容疑者らの担当は1歳児のクラスだったが、問題の行為は他のクラスにも及んでいたという。
さくら保育園・櫻井利彦園長：「（Q.4歳児にもカッターを見せたと聞くが？）はい、事実です」「（Q.（問題行為は）他にもあったのか？）そこは確認していません。今後、調査をしていきます」
■裾野市長「園長を犯人隠避で刑事告発」
一方、裾野市の村田悠市長は、次のように話した。
村田市長：「市にも一定の責任、大きな責任があると、私は考えています。速やかに、私も含めて、処分をして参りたいと思っています」
さらに、保育士だけでなく、園長の行為についても追及する意向を示した。
村田市長：「虐待が起きているということを知りながらもですね。誓約書を書かせたり、公表を遅らせたり、その事実を隠蔽（いんぺい）した法人。この園長を犯人隠避で、刑事告発したいというふうに考えております」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年12月5日放送分より）
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