病床使用率が79％の滋賀『対策強化宣言』見送り 知事「医療体制強化しているところ」（2022年12月2日）
新型コロナウイルスの感染拡大で、滋賀県では病床使用率が８割近くに迫っています。
１２月２日、オミクロン株対応の４回目のワクチン接種に臨んだ滋賀県の三日月大造知事。
（滋賀県 三日月大造知事）
「年末年始に（新型コロナウイルスに）かかったらかなわないと思って。ちょっとチクっと痛かったです」
滋賀では１２月２日、新たに１１０９人の新型コロナウイルスへの感染を確認。１０００人を超えるのは４日連続で、病床使用率は７９％と高い値で推移しています。
病床使用率が５０％を超えるなどした場合、都道府県が「対策強化宣言」を出し、大人数での会食自粛などを呼びかけることができますが、三日月知事は…。
（滋賀県 三日月大造知事）
「医療の体制ですね、発熱外来含めてこの１２月、年末年始に向けて（医療の）体制を強化しているところですので、現時点でこれ以上のものを出す予定はありません」
こう話した上で、「これ以上の行動制限を求めないためにも、ワクチン接種に協力してほしい」と呼びかけています。
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