【南極観測隊】「しらせ」昭和基地に向け豪州を出発 #shorts
第64次南極地域観測隊を乗せた観測船「しらせ」は経由地オーストラリアでの補給を終え、1日午前、南極に向けて出発しました。今月下旬にも昭和基地に到着する予定です。
先月11日に日本を出発した「しらせ」は、26日にオーストラリアのフリマントルに寄港しました。
今年は新型コロナの感染対策のため観測隊員らは上陸せず、観測用ヘリコプターのチャーターのほか、食料や燃料の補給が行われました。
「しらせ」は、今月中旬にも海を厚い氷が覆う「定着氷」に突入します。
船体を体当たりさせて氷を割る「ラミング」を繰り返しながら進み、下旬にも南極・昭和基地に到着する予定です。
現地で、観測隊は海水温の上昇によって氷が溶けるメカニズムの解明などに取り組みます。/a>
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