中1男子生徒が持久走後に校舎から転落死…学校側の一部過失認め三木市に賠償を命じる(2022年11月30日)

中1男子生徒が持久走後に校舎から転落死…学校側の一部過失認め三木市に賠償を命じる(2022年11月30日)

中1男子生徒が持久走後に校舎から転落死…学校側の一部過失認め三木市に賠償を命じる(2022年11月30日)

8年前、持久走後の中学1年生が校舎から転落死したのは教諭らが適切な対応をしなかったためだと遺族が訴えた裁判で、神戸地裁は市に約2000万円の賠償を命じました。
 8年前の2014年に三木市立緑が丘中学校の1年生だった北芝隆晴さん(当時12)が体育の授業で持久走をしたあと校舎4階の教室から転落し死亡しました。

 遺族は隆晴さんに異常な言動などがあったにもかかわらず、教諭らが適切な対応をしなかったとして、8150万円あまりの賠償を求めていました。

 11月30日の判決で神戸地裁は「隆晴さんはインフルエンザによる発熱で41度1分まで体温が上昇し意識障害が生じていた」、「持久走後の様子から教諭は隆晴さんの命に危険が生じる可能性を認識できた」として、学校側の過失を一部認め、市に2000万円あまりの賠償を命じました。

 (隆晴さんの母・北芝嘉代子さん)
 「隆晴のは命を救えなかったけど、学校の子ども達にかかわる姿勢が、この裁判で少し変わってくれればいいなと思います」

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