豪雨で東海道新幹線が一時運転見合わせ 静岡県内で大雨の基準値超える 大幅なダイヤの乱れ続く
明け方から激しい雨が降り続いた18日の近畿地方。東海道新幹線が一時、運転を見合わせるなど交通にも影響が出ています。
切通大雅 記者
「午前8時の道頓堀です。雨が強くなってきていて、車が水しぶきをあげて走っています」
18日朝、通勤・通学の時間帯を直撃した激しい雨。
通学者
「びちょびちょです。靴下2枚持ちで来ました」
通勤者
「この雨ホンマにやばくて。会社休みたいぐらい」
梅雨前線と低気圧の影響で、近畿地方では、これまでの24時間に奈良県十津川村で169mm、和歌山県田辺市で194.5mmを記録するなど、断続的に激しい雨が降り続きました。
この影響で、和歌山県古座川町の一部で土砂災害の恐れがあるとして避難指示が出されています。
一方、東海道新幹線は午後0時半すぎ、静岡県内での大雨が基準値を超えたため、一時運転を見合わせたほか、午後2時半すぎにも再び、一時運転を見合わせるなど、大幅にダイヤが乱れています。
またJR西日本は、関西線の亀山駅と加茂駅の間、和歌山線の高田駅と橋本駅の間で終日運転を取り止めています。
午後になるにつれて雨は小康状態となった近畿地方。今後も引き続き土砂災害などに注意が必要です。
◇◇◇
＜JR新大阪駅前から中継＞ （取材・報告＝澤井耀平 記者）
JR新大阪駅前からお伝えします。現在、大阪市内の雨は上がっていて、晴れ間ものぞいています。
新幹線が運転を見合わせたため、新大阪駅でも一時、混雑もみられました。私がこちらに到着し、駅の中の様子をうかがった際には、運転見合わせの最中だったこともあり、スマートフォンを片手に最新の状況を確認している人や、駅員に問い合わせしている方などで混雑していました。
駅にいらっしゃった方に話を聞いてみますと、「お昼の時点で一度再開したので、その後の状況を見ずに来てしまったら、また止まっていた」という声や、「運転再開はしたものの大幅な遅れが出ていて、自分が乗る便の出発時間がわからない」などと、みなさん、突然の運転見合わせに困惑されているような様子でした。
すでに東海道新幹線は全線で運転を再開していますが、大幅にダイヤが乱れていて、JRではホームページなどで最新の情報を確認するよう呼び掛けています。
（18日午後4時50分現在）
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