【宮台氏“切りつけ”】計画的犯行か?「あまり学生は行かない場所」男は逃走中
29日に東京・八王子の大学で教授の宮台真司さんが刃物で切りつけられた事件で、男は依然として逃走を続けています。宮台さんは犯人について「暗がりでマスクをしていたので分からない」と説明していることが分かりました。
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事件直後を目撃した学生
「左首らへんが真っ赤で、顔に血が飛び散っている感じで。縁石みたいなところに腰掛けていた。きのうからずっと現場の状況が頭から離れない。ずっとぼーっとしている、そわそわというか」
社会学者で東京都立大学教授の宮台真司さん(63)が刃物で切りつけられた事件から一夜があけ、大学に通う学生たちには不安が広がっていました。
学生
「親にも気をつけて行ってきなと言われた。自分が心当たりなくても狙われる可能性もあるので、特に気を引き締めて、周り気をつけて1日過ごそうかなと」
学生
「自分が通っていたキャンパスでこういうこと(事件)が起きると思ってなかったので、怖いっていう気持ちはありますね」
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事件があったのは、29日午後4時半前でした。現場は東京都八王子市。京王相模原線の南大沢駅近くにある都立大学南大沢キャンパスのホール付近だったといいます。
宮台さんは男に刃物で首などを切りつけられ、全治1か月程度の重傷です。
事件現場について学生は…
学生
「あまり学生は行かないような場所。職員の(教室への)近道みたいな感じですね」
学生
「後ろからつけていたなら、それだったらもしかしたらってあると思うんですけど。何も知らない人だったら考えないような道だと思う。何か狙って計画的な犯行というか、前々から考えていたものなのかなという印象は持ちました」
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宮台さんは若者文化や社会現象を鋭く指摘する社会学者として知られ、数多くの著書を執筆。
およそ2年前には、BS日テレの報道番組に出演していました。
東京都立大学 宮台真司教授(2019年2月 BS日テレ深層NEWS)
「平成の初期の段階を通じて、だんだん街で目が合わなくなった。みんな必死で視線を避けるわけだ」
歯に衣着せぬ物言いが特徴的で、大学内でも有名な人物だといいます。
学生
「毒舌のところはあるので、恨む人は恨むだろうなというか。さばさばしている。学生からは人気がある」
誰が宮台さんを切りつけたのでしょうか。捜査関係者によりますと、宮台さんは犯人について「暗がりでマスクをしていたので分からない」と、警視庁に説明しているといいます。
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30日、宮台さんが襲われた現場は、同じ時間帯の午後4時半頃には街灯はついていましたが、人通りはほとんどありませんでした。
現場から小走りで逃走したという男。20代から30代で身長180センチメートルくらい、髪は短めで黒っぽいジャンパーに黒っぽいズボン、がっちりした体格だということです。
警視庁は殺人未遂事件として男の行方を追うとともに、宮台さんにトラブルがなかったかなど調べています。
(2022年11月30日放送「news every.」より)
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