11月29日は”いい肉の日”…でも価格が高騰 理由は「モノがない」(2022年11月29日)

11月29日は”いい肉の日”…でも価格が高騰 理由は「モノがない」(2022年11月29日)

11月29日は”いい肉の日”…でも価格が高騰 理由は「モノがない」(2022年11月29日)

 開店1時間前、スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長の手には大量のお肉のパック。一つひとつ丁寧に並べられていきます。

 照明を落とした薄暗い店内でお客さんが入る前から大忙し。その訳は…。

 スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「きょうは11月29日。まさに『いい肉の日』です。元々、特売をさせて頂いているけど、それに輪を掛けて安くするという『特別な日』なんですね」

 その驚異の販売価格を紹介する前に…。

 「いい肉の日」のイベントは各地でも。石川県の小学校では、なんと給食にブランド牛「能登牛」の牛丼が登場。

 東京・中目黒の「しゃぶしゃぶれたす」では、この日のためにランチ限定メニュー「霜降り黒毛和牛のすき焼きセット」を用意しました。価格は、いい肉の日にちなんで1129円。

 複数人で来ても「1人鍋」というスタイルは感染対策にもなり、お客さんにも好評だそうです。

 しゃぶしゃぶれたす中目黒店・森悠介グランドマネージャー:「(Q.どうして安く提供できるの?)イベントごとなので『お祭り価格』ということですかね」

 そして庶民の味方、スーパー「アキダイ」が29日の日ために用意した目玉は「国産の肉」。

 スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「国産のリブロースステーキ、通常の特売で2枚780円で売っています。それをさらに2割引き!これは本当に利益という問題じゃない、『赤字』です…」

 さらには今、価格が上がっている鶏肉も…。

 スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「宮崎産の「若鶏ササミ」。(Q.こんなに入って、この値段で良いんですか?)ヘルシーですからね、女性にもうれしいですよね」

 通常から100グラムで79円と相当、安く売っている鶏のササミですが、さらに10円安い69円。

 スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「価格帯でいうと(例年より)2割ぐらいは高いと思います。ただ、それ以上に言えることはモノがないんですよ!」

 円安、物価高、鳥インフル、年末の需要拡大など厳しい状況が続くなか、鶏肉の今後の価格は…。

 スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「値段は下がる理由は全くないですね。(Q.牛肉とか豚肉とかも?)今後も下がるというのは非常に厳しいかもしれないですね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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