トンガ国王へ天皇陛下がお見舞い 両陛下との“深い絆”(2022年1月21日)

トンガ国王へ天皇陛下がお見舞い 両陛下との“深い絆”(2022年1月21日)

トンガ国王へ天皇陛下がお見舞い 両陛下との“深い絆”(2022年1月21日)

 大規模な噴火と津波に襲われたトンガの国王へ、天皇陛下がお見舞いの電報を送られました。王室や国民の状況を心配しておられるという天皇皇后両陛下。お二人にはトンガとのつながりがありました。

 天皇陛下の側近によりますと、被害の状況を案じられているといいます。

 天皇陛下の側近:「両陛下は戴冠(たいかん)式の際に王室だけでなく、国の皆さんに良くしてもらった思い出があり、心配しておられる」

 天皇陛下は、015年トンガを訪れ、今のツポウ6世の戴冠式に皇后さまと参列されているのです。この時、天皇陛下のトンガ訪問は3度目になります。

 トンガの国王夫妻も2019年に来日、即位の礼に参列しています。

 長く深い絆で結ばれた皇室とトンガ王室には、こんなエピソードも・・・。

 2003年にトンガを訪問された秋篠宮ご夫妻。視察されているのは「そろばん」です。

 外務省によりますと、トンガでは算数教育の一環として、そろばんが取り入れられていて、小学3年生から5年生の必修科目になっているのです。

 トンガは親日として知られ、東日本大震災の際には約900万円の義援金が送られました。

 ある小学校では全生徒と教師からコインを集めて「すべてのコインに生徒たちの気持ちがこもっているので、どうか受け取って頂きたい」と寄付してくれました。

 そんなトンガを支援するために20日夜、日本から自衛隊の輸送機が飲料水など支援物資を積んで飛び立ちました。

 トンガには、すでにニュージーランドとオーストラリアから水や食料などが届けられていますが、支援には難しい面もあるといいます。

 オーストラリア軍の輸送機から水や衛生用品などが次々と運び出されている・・・。と、気になるのが防護服。空港側で働いている人です。

 トンガでは新型コロナウイルスの累計の感染者がわずか1人で、感染防止のために物資の受け渡しは接触を最小限にしているのです。

 ちなみに、日本から派遣された隊員は全員が20日にPCR検査を受け、陰性が確認されているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事