ロシアへの抵抗「黄色いリボン運動」顔出しインタビュー決断の覚悟 ヘルソン奪還に安堵も「勝利の日まで続ける」|TBS NEWS DIG

ロシアへの抵抗「黄色いリボン運動」顔出しインタビュー決断の覚悟 ヘルソン奪還に安堵も「勝利の日まで続ける」|TBS NEWS DIG

ロシアへの抵抗「黄色いリボン運動」顔出しインタビュー決断の覚悟 ヘルソン奪還に安堵も「勝利の日まで続ける」|TBS NEWS DIG

ウクライナ東部や南部では、依然として激しい戦闘が続いています。こうした中、このほどウクライナが奪還した地域でロシアへの抵抗運動を続けてきた、「黄色いリボン運動」のメンバーがJNNの取材に応じ、運動の継続を主張しました。

これは、20日に公開された南部・ザポリージャ原発とされる映像です。IAEAは20日、原発の施設内や付近で、2日連続で大きな爆発が起きたと明らかにしました。安全性に大きな問題は起きていないということです。

ウクライナ、ロシア双方が相手側による砲撃があったと主張していますが、グロッシ事務局長は「誰の行為であろうと、今すぐに砲撃を止めなければいけない」と改めて訴えました。

こうした中、ロシア軍との戦況についてゼレンスキー大統領は、東部ドンバス地方で最も激しい戦闘が続いていると述べました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「東部で1日だけで400の砲撃がありました」

一方、南部では、ロシア軍の戦力を計画的に破壊しているとしています。

その南部。ウクライナが奪還したヘルソン州の州都では20日、スーパーマーケットが再開し、多くの客が押し寄せるなど、普段の生活を取り戻しつつあるようにも見えます。

ヘルソン在住 「黄色いリボン運動」メンバー
「もちろん安堵はしていますが、仕事は終わりません」

こう話すのは、「黄色いリボン」をシンボルとするロシアへの抵抗運動をくり広げてきたメンバー。これまでの取材では危険があるとして顔を隠していましたが、今回、匿名でマスクをつけてはいるものの、顔を出しての取材に応じました。

ヘルソン在住 「黄色いリボン運動」メンバー
「今は顔を見せています。なぜなら、「黄色いリボン運動」を広めるためにはシンボルではなく、人の顔が必要なんです。私たちが存在することを示すために」 

ヘルソン解放に「安堵した」という男性。町中に「黄色いリボン」があったことで、人々は“いつか解放される”と希望を持ち続けられたのではと振り返ります。

しかし…

ヘルソン在住 「黄色いリボン運動」メンバー
「今なお占領されている地域がたくさんあります。休む暇も、祝っている暇もありません」

「黄色いリボン運動」は、ロシア側が支配する東部ルハンシク州やクリミアに広がりつつあるものの、運動を知らず、希望を持てない人たちが今もいると考えています。

記者
「今後も活動を続けますか?」

ヘルソン在住 「黄色いリボン運動」メンバー
「もちろん、絶対に勝利の日まで。やることはたくさんあります」

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